血圧測定について🐶🐱

こんにちは🌤️
看護師の谷口です😊

今回は“血圧測定”についてのお話です💡
わんちゃんも猫ちゃんも人間と同じように、心臓や腎臓が悪くなると血圧が高くなることがあります。

当院でも心臓の定期検査の際は特に、獣医師の診察前に看護師による“血圧測定”をおこなっております。
その際は、わんちゃん猫ちゃんがなるべく落ち着いて検査できるように飼い主様と同伴でおこなうことが多いです😊
(※飼い主様が見えていると興奮してしまう子はお預かり後に検査します)
(※極度に緊張してしまう子は、正確な血圧が測れないこともありますので測定自体行わない場合があります)


そこで、より正確な測定が行えるよう飼い主様とどんな風に測定を行っているのかを少しお話しいたします💡

まずは、わんちゃん猫ちゃんの場合、どこで血圧測定を行うのか
それは主に
・前肢
・後肢
・尻尾

いずれかの部位で測ります💡

そこでもっとも重要なのが、いずれの部位も測定する場合は“心臓と同じ高さで測る”という事です☝️
安定した数値が3回ほど出ればバッチリです✨


まずわんちゃんは飼い主様の抱っこで測定することが多いのですが
このように普段の抱っこと同じような格好で行っていただいて大丈夫です🐶♪
(イメージ画像)
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あまりわんちゃんの身体が縦になってしまうと正しい数値が出ませんので、後肢や尻尾で測る場合はお尻を少し支えてもらったりしています💡
また、体動により測定に時間がかかることがありますので、なるべくモジモジしないよう飼い主様も落ち着いて抱っこしていただくのが大事です😊

測定し始めるとカフが膨らむので、その際にわんちゃんが嫌がることがあります💦
なるべく嫌がらない部位で測りますので、測定部位を変えて落ち着いて測定できる場所を探します🐶


次に猫ちゃんの場合、抱っこで行うことはなかなか難しいので、キャリーケースに入ったまま、もしくはタオルに包んで測ることが多いです🐱
このような上下で分けられるキャリーケースだととても測りやすいです🎶
(イメージ画像)
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また、猫ちゃんは比較的嫌がりにくい、尻尾で測ることが多いです☝️
測っている間は、優しく声かけしていただいたり、なるべく体動が出ないように頭を撫でていただいたりしています。
猫ちゃんの場合、カフを巻く時点で怒りだしてしまう子も中にはいるので、そのような場合は無理せず血圧測定は行いません💦


このようにわんちゃんも猫ちゃんも、抱っこで測定したり、お声をかけていただくことで落ち着ける環境をなるべく作っていきます💡
血圧測定はなるべく落ち着いた状態で動かずじっとしていてくれることが重要です‼︎
来院するだけでも興奮して、ドキドキする子が多いので測定の際は飼い主様のご協力がとても力になります😊
同伴で測定を行う場合は、ぜひ上記のことを意識しながらご協力いただければと思います✨

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