意外と知られていない・・・!?

こんにちは。
看護師の谷口です😃

意外と知らない方も多いと思いますが、ワンちゃんにもあるように、ネコちゃんにも“肛門腺”というものがあります💡
肛門腺は肛門の左右に位置する臭腺で、そこに肛門嚢と呼ばれる袋があり、独特なクサい臭いの分泌物が溜まります。
ワンちゃんは病院やトリミングサロンなどで定期的に絞ってもらっている方も多いと思いますが、ネコちゃんで定期的に絞ってもらっている方はなかなか少ないのではないでしょうか?

お家ではお尻を触ることすらできない💧というネコちゃんもいて肛門腺の存在すら知らない方も多い中で・・
実は先日、我が家の猫が肛門嚢の破裂を起こしてしまいました😖
ウンチをする際に自分で肛門腺を出せる子も多い猫ですが、たまに自分で出せずに溜まった挙げ句、破裂してしまう子がいます💦
この病気はネコちゃんにもワンちゃんにも起こる病気です❗

私は全く気付かず、突然お尻の辺りから血膿を垂らしているのでとてもびっくりしました💦
よくよく考えると、最近お尻を舐めている時間が多いなー・・と感じることがありました。
実はこれ、肛門腺が溜まっているサインだったのです😖
お尻の毛がハゲてしまう程しきりに舐めたり、お尻をこすりつけたり、そういったサインが頻繁にある子は要注意です😵
お家でお尻を触ることが難しい子はぜひ病院でチェックしてもらいましょう❗
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(お尻をしきりに舐めている様子です。舐めているところが少しハゲています💧)


我が家の猫は診察後、お薬を処方していただいて今はすっかりよくなりました✨
しかし肛門腺破裂は再発しやすい病気です💦
今度はサインを見逃さず、定期的に肛門腺をチェックしていこうと思います❗
皆様も、お家の子の『肛門腺溜まっているよ』サイン見逃さないようお気をつけください😃

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